2024年3月17日日曜日

写真展「老犬たちの涙」in 愛媛

 3/27から四国中央市役所にて、写真展「老犬たちの涙~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~」を開催していただくことになりました。

「高齢の飼い主さんのご病気・施設入所・死去」「高齢犬の介護疲れ」「引越し先がペット禁止」、、、様々な理由で飼育放棄あるいは遺棄され、行政施設に収容される老犬たち。。。


本展を通じ、長年にわたって愛し続けてきた家族から捨てられた、あるいは別れざるを得なかった老犬たちの想いを伝えることで、悲劇を一つでも減らしたい。。。

そして、彼らの命と心の守り方を伝えたい。。。そう願っています。


4枚目の写真は、大好きなお母さんに見守られながら16歳の天寿をまっとうした、こちびちゃんの晩年の姿です。すべての老犬たちが、こちびちゃんのように、家族の愛に包まれながら旅立っていける日本に、いつかなりますように。


愛媛近郊にお住まいの皆様、ぜひ足をお運びください。


※写真は拙著「老犬たちの涙」(KADOKAWA刊)より


写真展「老犬たちの涙~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~」

*会期:3月27日(水)~4月5日(金)

    午前9時~午後9時

    休館日:3月31日(日)

*会場:四国中央市役所 市民交流棟1F

    (愛媛県四国中央市三島宮川4-6-55)

*入場無料

*問い合わせ:TEL : 0896-28-6039(四国中央市ボランティア市民活動センター)







2024年3月11日月曜日

老後はおうちで穏やかに。。。 「地域猫」から「家庭猫」へ

事故、病気、喧嘩、怪我、雨風、暑さ寒さ、飢え、虐待、、、外で暮らす猫たちの暮らしは様々なリスクにさらされ、時に過酷です。

そんな野良ちゃんとして生まれた、兄妹猫のアメ吉とメアリ。
地元の人たちに愛され、お世話してもらいながら「地域猫」として生き、歳を重ねるうちに10歳となりました。
そしてこのたび、「せめて老後は家庭猫として穏やかに」との願いから、お世話係さんが2匹を保護。“ずっとの家族”を探しています。
(怖がりメアリと、頼れる兄貴のアメ吉。これまでず〜っと支え合ってきた仲良し兄妹なので、ペアでの譲渡が条件となっています)
写真は、一時預かりボランティアさんのおうちで運命の出会いを待つ2匹。1枚目の写真の、手前の子がアメ吉です。(シャイなメアリはあまりお顔を見せてくれなかったので写真少なめです)
どなたか、この子たちを家族に迎えていただけませんか?
*2匹とも、不妊去勢手術・ノミダニ駆除・ワクチン接種済み/エイズ・白血病陰性/血液検査の結果良好
譲渡条件:兵庫・大阪にお住まいの方/65歳まで/完全室内飼い/他
譲渡条件やトライアルなど詳しいことは、保護主さん(下記)までお問い合わせください。
(問)ペットアダプションセンター宝塚/携帯ショートメール : 090-9889-7063
それから実はもう1匹、アメ吉&メアリと同じ地域で暮らしていたチーコ(シャムMIX)も一緒に保護されています。(ちょっぴりシャイなチーコ。最後の一枚に、ひっそり写っています)「みんな仲良しなので、もし可能なら3匹で…」と保護主さん。
写真のコメント欄にも補足の情報などアップしていますので、お目通しいただけたら幸いです。
アメ吉&メアリ(&チーコ)の残りの猫生が、あたたかな家庭での、幸福に満ちたものとなりますように。

地域のアイドル猫だった、アメ吉(手前の子)と、メアリ。ふたりとも、なでなでしてもらうのが大好きです。


「むむ!?あれは誰にゃ!?」(byアメ吉)→(答え)庭を散策している、
預かりボランティアさんのおうちのワンコです





「メアリのことは一生、俺が守るニャ!」

2匹の幸せを心から願う保護主さん。「僕の家で保護できたら
よかったんですが、ほかの保護猫たちで手一杯な状況、、、。
今回、預かりボランティアさんにご協力いただけたおかげで、
この子たちの保護に踏み切ることができました。感謝感謝です」

ちょっぴりシャイなメアリ。知らない人には警戒しちゃうけど、
実はおしゃべりするのと、ナデナデしてもらうのが大好きなんです。



左の窓辺にいるチーコ(シャムMIX)も、家族募集中!




2023年4月4日火曜日

『保護猫ふみふみ』さんクラファンのお知らせ

飼育放棄や遺棄などで居場所を失ったネコたちの命と心を救い守ってくださっている「オープンシェルター保護猫ふみふみ」さん(兵庫県尼崎市)が、急な立ち退き要請による移転を余儀なくされ、そのために必要な資金をクラウドファンディングで募っておられます。第一目標として掲げた360万円は3/11に達成しましたが、現在はネコたちにとってより快適な環境整備を目指し、ネクストゴール(650万円)にチャレンジされています。支援方法、ふみふみさんの想いや活動内容などは、こちらのサイトをご覧ください↓

https://readyfor.jp/projects/fumi_fumi2023


掲載写真は昨年末、ふみふみさんのシェルターを訪れ、取材・撮影させていただいたものです。ねこ愛あふれるスタッフの皆さんにお世話してもらいながら、新たな家族との出逢いを待っている子たちは、現在80頭。

この子たちの未来を幸多きものにするためにも、ぜひ、ふみふみさんの活動へのご支援をお願いいたします。


昨年、ふみふみさんが主催された譲渡会等のイベント会場で、写真展を開催していただきました。これは、その時の“スタッフ”である小学4年生の女の子が書いてくれた、拙著「老犬たちの涙」の読書感想文の一部です↓

『私は今、ほごねこのシェルターで子供ボランティアをしています。出来る事はまだまだ少ないけど、一人ひとり出来る事をせーいっぱいがんばろうと思いました。この本を読んで、命の大切さを知ることができました。そして最後のページには、大好きなお母さんにお世話をしてもらって16歳で亡くなった犬の話がありました。その写真は、人も犬もすごく幸せな写真でした』


人も犬も猫も、みんなが幸せな一生を送るにはどうしたらいいのか、、、私自身、これからも考え続けていきたいと思っています🍀























2023年3月28日火曜日

写真展「老犬たちの涙」in 岐阜


昨年12/1、愛知県刈谷市で、チーム「リエゾン」さん主催で開かれた写真展「老犬たちの涙〜“いのち”と“こころ”を守る14の方法〜」に足にお運びいただいた、(元保護犬)さくらちゃんと暮らす田中さんとご友人が4月1日、写真展を開いて下さることになりました。

「SNSを通してではなく、直に写真を拝見して、老犬たちの感情がひしひしと伝わってきました。これは、現実を知らない人たちに知らせなくては!と、友人と計画に至りました」と田中さん。

私が「老犬たちの涙」に込めたメッセージをリエゾンさんが受け止め発信してくださり、リエゾンさんから田中さんへと想いのバトンが繋がり、こうして巡回展の輪が広がっていくこと、、、心から嬉しく、心強く、感謝の気持ちでいっぱいです。どうか一人でも多くの方が、会場へ足をお運びくださいますように。


以下、Instagramに田中さん(sakura2016.4.10)がアップされた記事をシェアさせていただきます。


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昨年、

リエゾンさん主催の写真展へ伺い

写真に込められた想いを

もっともっと多くの方へ

伝えられたら。。。と、

同行した友人と話し合い

@kocco649さんに相談

そして、


児玉小枝さん

「老犬たちの涙」写真展の開催を決定しました。


さまざまな飼い主の理由により

保健所へ残された老犬。


さくらを見ててくださる皆さんは

「そんな!老犬を見捨てるなんて!」と顔をしかめると思います。


「かわいそうだから見たくない!」

という方もおられます。


しかし、

うちにいる子と同じ命が

オモチャのように

「いらなくなったから!」と簡単に捨てられてしまう現実があることを皆さんに知ってほしい。


見てくださった方々がそれぞれの想いを周りの方々に伝えていってくだされば、

もう、

こんな悲しい目をする子たちがいなくなると信じています。


飼う人の意識が変わらなければ。。。


殺処分をなくすには。。。


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写真展

「老犬たちの涙

~"いのち"と"こころを 守る14の方法~」

◇日時 : 2023年4月1日 (土)

◇時間 : 11:00〜16:00

◇会場 : 

みんなの森ぎふメディアコスモス• あつまるスタジオ内(岐阜県岐阜市司町40番地5)

※施設利用者用駐車場有り

◇入場料 :500円

(小学生以下は入場無料)

※事前申し込み不要


※ご来場の際はマスク着用、手指消毒をお願いいたします。


※同会場では写真展以外にも、啓発ブースを 設置いたします。

啓発資料など提案がありましたらDMにて承ります。


※入場料は写真展開催にかかる費用ならびに、それを上回った場合は犬猫保護活動費にさせていただきます。


※後日、会計報告させていただきます。


余談ですが、

ぎふメディアコスモスは

図書館や有料貸出施設が集まり、市役所も隣接され

広場ではマルシェなどが行われる市民の行き交う施設です。


@sae_kodama 

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#殺処分を無くすには

#命について

#意識を変えよう

#みんなの森ぎふメディアコスモス#メディコス#司町

#岐阜市立中央図書館

#岐阜市役所#岐阜市




2023年3月13日月曜日

写真展「老犬たちの涙」in 大阪

 3月18日(土)、大阪の富田林市立中央公民館にて、写真展「老犬たちの涙〜“いのち”と“こころ”を守る14の方法〜」を開催していただくことになりました。主催してくださるのは、関西で活動するNPO保護犬団体「LEY-LINE(レイライン)」さん。


動物は私たちと同じように感情があります。また、個性もあります。それを認めてやる事も、躾も必要です。思い通りにならない事もありますし、私たち飼い主も病気などによる可能性を視野にいれ準備しておく必要もあります。(中略)動物にも感情があります。どうか、それを理解し散歩や愛情をかける事を続けられるかご家族でよく話し合ってください。」(レイラインさんHPより抜粋)


レイラインさんのメッセージに、心から共感します。


本展を通じて、喜び、悲しみ、嬉しさ、寂しさ、安心、不安、、、人間と同様に豊かな感情を持ち、飼い主を信じ、飼い主を愛し、ただひたむきに生きてきたのちに哀しい別れを経験した老犬たちの想いを感じていただけたら、、、そして彼らが捨てられない社会をつくるために、彼らの命と心を守るために、私たちに出来ることについて考えるきっかけにしていただけたら幸いです。


会期:3月18日(土) 13時〜16時

会場:富田林市立中央公民館(富田林市本町16-28)

一般公開:あり(入場無料)

問合せ:電話 080-3792-0311(レイライン/かなもとさん)


☆レイラインさんのHP

https://ley-line.info


☆富田林市立中央公民館のHP

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/site/kouminkan/


※掲載写真は拙著「老犬たちの涙」(KADOKAWA刊より)









2022年12月8日木曜日

シンポジウム&写真展のご報告

 去る12月4日に兵庫県尼崎市で、シンポジウム『高齢者とペット問題を考える』&写真展「老犬たちの涙~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~」が開かれました。


基調講演で杉本彩さんは、これまでに取り組んでこられた活動(啓発、教育、法改正に向けたアクションや動物虐待への対応など)の紹介とともに、理不尽で残酷な仕打ちを受け続ける動物たちを救いたいという想いを、様々な事例とともに熱く語られました。


私の講演では、行政施設に持ち込まれる老犬たちの実情とともに、拙著「老犬たちの涙」に収録している、高齢の飼い主によって飼育放棄された四頭の老犬のエピソードを紹介。飼い主の病気、施設入所、死去などによって家族を失った老犬たちの想いと現実を伝えました。


パネルディスカッションのパネラーは、杉本彩さんと『teamねこのて』代表の水野直美さんと私、そして地元の地域包括支援センター(※)に在籍するお二人の職員さんの5名。

〔(※)高齢者の暮らしを地域でサポートする施設。ケアマネジャーや保健師など介護、医療、保健、福祉それぞれの専門知識を持った職員が在籍〕


高齢者の暮らしの中で起こっている、ペット虐待(ネグレクト、多頭飼育崩壊等)や飼育放棄の問題、動物愛護団体が抱える「保護場所・人手・費用」不足の問題、高齢者が飼育困難になった場合の相談先の不足などの課題について意見を交わし、福祉関係者(地域包括、介護ヘルパー、民生委員など)・動物愛護ボランティアなど、高齢者とペットに関わる人々が連携しながら「人も犬も猫も共生できる」町づくりを目指して協働していくことの重要性を皆で共有しました。


今回のシンポジウムを主催された特定非営利活動法人C.O.N.さんは『高齢者とペットの安心プロジェクト』に取り組んでおられ、尼崎市のふるさと納税「NPO活動促進基金寄付金」を通じても、この活動を応援することができます。ご興味のある方は「ふるさとチョイス」のページをご覧ください↓

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1926


また、シンポジウムの様子を取材してくださった記事がYahoo!ニュースでも取り上げられました。よろしければご一読ください↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/d812fb620db524734e523db910e381b1a1eeef6c


最後になりましたが、シンポジウムと写真展に足をお運びいただきました皆さまに、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。