2017年8月29日火曜日

「どうぶつたちへのレクイエム」は絶版になりましたが…


 保護犬・保護猫にまつわるボランティア活動をされている方から時々、こんなご質問をいただくことがあります。
 「これまで、『どうぶつたちへのレクイエム』を買って譲渡先のご家庭にプレゼントしていたんですが、最近、書店になくて、取り寄せもできないと言われました。どうすれば手に入りますか?」
 お問合せ下さった方には、その都度、ご説明させていただいているのですが、もしかしたら、同じように疑問に感じて下さっている方がおられるかも?と思いましたので、この場をお借りして事情をお伝えしておきたいと思います(^-^)。
 拙著「どうぶつたちへのレクイエム」は、初め、2000年の1月に桜桃書房から上梓させていただきました(写真/左)。その後、残念ながら、桜桃書房が倒産…。縁あって、2005年に日本出版社からリニューアル版(写真/右)を上梓させていただいたのですが、やがて日本出版社も倒産してしまい、絶版に…(泣)。
 本書にこめたメッセージを、どうしても絶やしたくない…と想い続けるなか、今から約2年前の2015年6月、集英社みらい文庫から新たにタイトルを変え、『“いのち”のすくいかた~捨てられた子犬、クウちゃんからのメッセージ~』と題して、リニューアル版(写真/真ん中)を上梓させていただくことができました。
 この本には、「どうぶつたちへのレクイエム」に収録した写真や文に加えて、動物管理センターに収容されたクウちゃんという子犬が“譲渡候補犬”となり、愛情いっぱいの家庭に“家族の一員”として迎え入れてもらい、幸せをつかむまでのフォトストーリーも収録されています。
 今後は、「どうぶつたちへのレクイエム」に代わり、「“いのち”のすくいかた」を通じて、捨てられ殺処分されていったどうぶつたちの想いを、そして、彼らの命を守り、救っていくための方法を、皆様の周りの方たちの心に伝えていっていただけたら幸いです。本書を、末永く、どうぞよろしくお願いいたします♪

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