2018年11月2日金曜日
写真展に寄せられたメッセージ
9月20日~30日まで、山形県の長井市立図書館で開催していただいた写真パネル展の様子や新聞記事、ご来場くださった方たちの感想文を、主催してくださった図書館のスタッフさんがお送り下さいました。
皆様からのメッセージを拝読し、捨てられる犬猫たちの現実についてはまだまだご存知ない方も多く、さらに広く伝えていかなければ……との思いを強くしました。
以下、主催者様がお送り下さった展示風景写真と新聞記事(←新聞社さんからは記事の掲載許可を頂いております)、写真展にお越しくださった方々の感想文の中から、特に印象に残ったメッセージを、ご紹介させていただきます。
<来場者の感想文より>
・今回の展示を通して初めて、犬や猫の悲しい現実を知りました。殺処分されてしまう数と最期の姿に本当に切なくなりました。人としての責任を改めて感じ、生きものとのこれからの接し方について考えさせられました。(50代 女性)
・私はペットを飼ったことがないので、今まで動物について深く考えることがありませんでした。ですが、今日のパネル展を見て、普段知られることのない現状を知ることができてよかったと思うと同時に、胸が締め付けられ、何もできない自分に対する無力感を感じました。家族に愛され天寿を全うする動物がいる一方で、見捨てられて暗く苦しい最期を遂げる動物がいるのがとても悲しいです。“生きたい”そう強く願う気持ちは犬も人間も全ての生命が等しく持つ気持ちだろうなと思いました。この気持ちに応えるためにも、この現状をより多くの人に知ってほしいです。(10代 高3 女子)
・殺処分される動物、幸せに死を迎える動物。その差は何だろうか? 本気で考えさせられました。素晴らしい写真展をありがとうございます。涙が止まりません。(60代 男性)
・犬や猫の写真集などはよく見ます。それは癒やされるし、かわいいから。
けれどもここにある写真の犬たちの目、目、目・・・。 見ていくのがつらくなりました。
居場所ができて、愛される安心感を持ったときの「えびぞう」くんの表情の変わりよう。
ペットとしてだけでなく、生きる相棒としての自覚を持って 動物たちと暮らしていかなくては、と思いました。
我が家の犬は11才。若くありません。
彼の身になって最期まで接していきます。
子どもたちの感想にも胸打たれます。
この写真展がどんどん広がり、悲しい殺処分が減っていきますように。(60代 女性 犬飼育)
・娘が小学2年の頃、ハムスターを飼ったことがありました。あまりの短い命。動物病院に行こうにも、ほとんど虫の息…。なのに娘は、お母さんはハムスターごろしだよ!お医者さんに連れてってよ!という叫びに、連れていったもののダメでした。(どうせ助からない。保険もきかないのにヤレヤレ…というい気持ち)。娘は泣いて泣いてピアノのレッスンも休んだ思い出。
息子が中学生の頃、捨て犬を連れ帰り、自分の部屋に隠していた。鳴き声で気がつき(バレバレ)、保健所に連れていかれるから飼いたい!大きくならない犬だから!と言い張り、その日は飼育用品一式買って飼う(しょうがないナ)。次の日、動物病院に聞くと、大型犬とのこと。共働きの我が家ではムリ。一週間で見つからなかったら保健所という約束をしたが、ほどなく飼い主が見つかった。殺処分のことは知っていました。
今回のパネル展で、動物たちの表情を見て、胸をしめつけられるような思い…本当に何も知らなかったと改めて思う。
子どもたちの気持ち(動物を思う思い)や、動物たちの思いなど、日々の生活に追われて、まったく思いやれなかったと痛感。
飼い主さんやミルクボランティアの方々の愛情いっぱいのコメント。本当に家族なんですね!!
是非このような素晴らしいパネル展、すべての人に見てほしいと思います。(60代 女性)
・動物の命をかんたんにすてる人は最ていだなと思いました。生まれてきた大切な一つ一つの命をなんだと思っているのか。動物の命も人の命も同じくらい大切なのにな…と思いました。
私の家では猫を2匹かっています。二つの命をこれからも大切に育てていきます。(11歳 小学女子)
・かわいそうだし、きんぎょはすてたことがあるけど、もうすてないことにしました。(7歳 女の子 ペット飼育)
・素晴らしい展示でした。
多くの方々に見て欲しいと思います。
自分が飼っている動物を改めて大切にしたいと思える内容です。(20代 女性 犬、鳥飼育)
・たすけられた犬、猫たちは、しあわせだと思いますが、ころされてしまった犬、猫たちはしあわせになりたかったんじゃないかと思い、かわいそうでたまりません。(小学3年生 女子)
・日本全国で、同じように捨てられる命、拾われる命が日々出ているのかと思い、自分は少しでも拾う側に関われればと感じた。
・飼い主にとっては、軽い気持ちで捨てていると思いますが、そのペットはどれだけ悲しい気持ちになっているのかを考えてほしいと思った。最後までペットを愛せる気持ちがある人だけに飼ってもらいたい。(高校2年 男子)
・以前大型犬と16年いました。いろいろ思い出しました。皆んな最期のときまで、いられると良いのですね。残念です。(80代 男性)
・涙があふれて止まりませんでした。
家族に愛されているペットがいる中、悲しい運命を辿る子もいる。
小学校の娘にも見せてあげたいと思いました。(30代 女性 ペット飼育)
・一日に何匹ものペットが殺されていると知り、自分がここで生活できることがどれだけ幸せかがわかりました。自分の家にも犬とネコがいるので、大切に育てたいです。(高校2年 男子)
・動物は自分でしあわせをつかめなくて運まかせで悲しいな。
人間は動物にもっともっと関心をもって不幸にしないようにしないとどんどん悲しい目をした動物でいっぱいになるよね。
私にできること なにかあるか考えてみます。(60代 女性)
・すていぬの子たちがとてもかわいそうだなと思いました。わたしは、犬やねこたちがこんなにくるしんでいるんだとはじめてしれたのでよかったです。(10才 4年生 女子)
・犬をかった事はありますが、死を迎える事が辛くて、もう飼いたくありません。それを受け入れることができない人には、飼う資格がないと思います。でも、そういう人が世の中には想像以上にいることを知り、とても残念に思いました。また、殺処分についても初めて知ることがあり、驚きました。
改めて、動物を飼うことには抵抗を感じましたが、今は無理でも、いつか救える命を救う側に回りたいで
す。(30代 女性)
・人間も、動物も同じ命。ただ「かわいい」からといったかんたんな気持ちで飼ったりできないのだなぁと思いました。(30代 女性)
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