このたび写真撮影を担当させていただいた認定NPO法人『ARK』(アニマルレフュージ関西)の2019年カレンダーが完成し、予約受付が始まりました。
様々な事情でARKに保護され、シェルターで暮らす犬猫たちの想いを一人でも多くの方に伝えられたら…と願いながら撮影しました。
またカレンダーには、ARKを卒業し、幸福な“余生”を満喫している4頭の老犬(ハニー、ごはん、サンタ、ニット)と、そのご家族にも登場してもらっています。
カレンダーの収益は、ARKの活動費に充てられます。来年のカレンダーをまだお買い求めでない方は、ぜひ、ご一考いただけたら嬉しいです。
ご注文はこちら↓(ARKホームページ )から♪
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犬3779頭、猫1829匹。
これは、何らかの事情(遺棄や虐待など)でARKにレスキューされたのち新たな家庭に迎え入れられた犬猫の総数です。(1991年~2017年)
私がARKの活動を初めて知ったのは、今から20数年前。
行政施設に収容された犬猫の大半が、尊い命を救われることなくガス室の中で殺処分されていた当時、その事実を1人でも多くの方に伝えたい、人知れず命を絶たれていった彼らの声なき声に耳を傾けてほしい、との想いから、巡回写真展「どうぶつたちへのレクイエム」をスタートしました。(当時の殺処分数は70万頭を超えていました)
日本のどうぶつたちが置かれている絶望的な状況に打ちひしがれていたちょうどその頃、見捨てられた犬猫の保護活動をしているという『ARK』の存在を知り、取材させていただきました。
ARK代表のイギリス人女性、エリザベス・オリバーさんは、日本の犬猫たちの窮状を見るに見かねて、1990年、彼らをレスキューする団体を立ち上げたとのこと。まさに絶望の中の希望…。「日本の犬猫たちにとって、救世主のような人だぁ~!」と感動したのを覚えています。
それから現在に至るまで30年近くにわたって、ARKは、日本の犬猫たちの、尊い命と心を救い続けてくれています。
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今回のカレンダーの表紙に登場してくれているのは、15歳のおじいちゃん犬・シンタ君と、4歳のキジトラ猫・クルック君。
どちらも、新しい家族を大募集中です!
シンタ君のお世話を担当されているスタッフさんによると、「チャームポイントはベビーフェイス。体は大きいけど、しっとりと甘えるタイプです。よく吠えるからという理由で、2年前にアークにきました( ; - ; )。13歳で飼い主さんと離ればなれになってしまったシンタ君に、もう一度、温かい家族を見つけてあげたいです!」とのこと。
クルック君の方は、「ホームページに載せている性格のまんま、少し人見知りがあります。アピールが下手くそ&その他大勢に紛れ込んでしまうキジトラなので、なかなかお声がかかりません…(T-T)…」とのこと。
カレンダーの表紙モデルに抜擢された この機会に、シンタ君とクルック君を家族の一員として、生涯、大切に愛し、守ってくださる、優しい家族との出逢いがあるといいなと、祈るような気持ちです。
ふたりの詳細プロフィールは、ARKホームページ(下記)をご覧下さい。
☆シンタ君↓
☆クルック君↓
皆様方のご協力を、何卒よろしくお願いいたします☆
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